月別アーカイブ: 4月 2011

奥が深いぞマルチ張り

管理機を使うこと2回目。やり方を体得するにはまだまだ時間がかかりそう。

管理機でマルチ張りをするにも、(1)管理機の調整、(2)軽トラへの積み下ろし+ロープの結び方+マニュアル運転、(3)畝が立ちやすいような土の準備、(4)土の水分量などを加味してマルチ張りの日時決定 などなど

これらの要素が全てあって、初めていいマルチ張りができる。いやはや、農家はたいしたものです。個人単位で全部やろうとするのは非効率では、っていう考え方もあるだろうけど、全部自分がやるから面白いんだっていう言葉を否定することもまた難しい。

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作業ログ 4月29日

0610 – 0730 マルチ張り4本(2回目。まだまだ反復練習が必要)

作業ログ 4月28日

0605 – 0620 定植したネギ苗の見回り
0620 – 0700 ネギ収穫(4kg、一人)+管理機でマルチ張るための平行線を付ける(畝4本分)
帰ろうと思ったら畦に畑に頭を向けて駐車した前輪二駆の愛車がスリップ。。。なんとか押して脱出。

0800 – 0845 大根収穫(1.5kg、一人)。セルバチカやイタリアンパセリとともに梱包作業。
1000 – 1200 菊池で自然派きくち村というサイトで自然栽培米などを販売している渡辺商店の渡辺さんにお話を伺う。委託生産する難しさや小売販売する際のポイントなど非常に参考になる内容だった。

納得の早起き

農業をやってると言うと、「朝早くて大変そう」とコメントする人がいる。確かにそういう印象なんだろうし、事実、今朝は4時半に起きて5時過ぎには作業を開始していた。でもやってる方としては早起き「させられている」感じはなく、むしろ納得して積極的に早起きしていると言ってもいい。

まだ4月の終わりだが、午前10時過ぎの日差しは強烈だ。どんどん体力が奪われて作業効率が落ちていくのが実感できる。つまり炎天下の作業は同じことをやるにも余計に時間がかかるし、もちろんその分疲れる。それなら早起きして涼しいうちに短時間で終わらせた方がよっぽど合理的じゃない?って発想になる。もちろん4時半に起きるのは大変。まだ外は真っ暗だ。そんな中で準備してから空が白むと同時に作業をしていると、「涼しくて気持ちいいうちに作業ができて本当によかった」と思える。どこかの誰かが勝手に決めた朝9時出社というルールよりも、自然の摂理に従った自分の判断によほど納得ができる。そもそも農業をしなければそんな問題も起きないって?まあ、それは否定できませんがね。

作業ログ 4月27日

0430 起床
0505 – 0530 ネギ苗の定植準備
0530 – 0700 ネギ苗の定植(二人で計300本)
0750 – 0830 ネギ苗まわりの雑草取りを始めるも、雨脚が強まり退散

作業ログ 4月25日

今朝はものすごい朝もや。
0710 – 0720 苗みまわり
0720 – 0920 ネギ定植(二人で畝1/2)
0920 – 1000 ネギ苗の草取り(二人でハウス1/6くらい)

先日の雨から、雑草が勢いづいている。小さいうちに取らないと、後々はもっと大変になるのは分かってはいるんだけど。。。

現場を知らない農業政策

地域の農業・水委員会の集まりに参加させてもらった。国による新たな農業政策の説明などをする集まりらしい。今回の新政策は、「温暖化対策の一環として、普通の畑では何も植えてない畝間にもカバー植物を植えたり(クローバーとか)、冬に休ませている水田に蓮華を植えませんか?植えると一反あたり8000円の補助金を出しますよ」という内容。

さて地域の農家さんの反応。最初のカバー植物に関しては無視。まず除草剤を使っているから畝間に育たないことを知っている。さらには畝間に植えることで農機具の取り回しへの悪影響を懸念しているのではないかと推測。次の冬に蓮華を植える案には、8000円かぁと多少の反応が出る。しかし、程なくして誰かが蓮華の種の購入費用に気付く。最近は種の価格高騰で一反あたり10000円以上の出費が予想されるらしい。既にこの時点で補助金との逆ザヤが発生する上に、蓮華を田植え前に処理する余計な作業が発生し、燃料代なども追加される。ものの5分でこの政策に興味を持つものはいなくなった。

一体、この政策を作ったであろう農林水産省の役人は何を考えていたのだろう?温暖化対策と絡めて何とか予算を引っ張りだそうという努力しか見えない。この政策のドラフトを数名の現役農家に見てもらうだけでも、一瞬にしてその問題点が明らかになったはずだ。現場からかけ離れた役人が、現場のルールをせっせと作っている。本当に恐ろしいことだ。少なくとも農林水産省に入省したら1年は農業なり水産業の実習。その後も定期的に現場を回る仕組みを作らなくては、いかに有名大学を卒業した官僚であっても機能しないだろう。