熊本自然食品店ツアー

どんな米がどんな価格で実際に売られているのかを見たくて、男3人で熊本市内の自然食品店を偵察してきた。

1、オーガニックはあと (熊本県熊本市湖東2-1-3)
「くまもと有機の会」という生産者団体の直営店。「くまもと有機の会」で作った米のみ取り扱い。JAS有機認証を取っていてキロ単価600円。2,5,10キロ袋があるが、小分けが比較的よく売れているとのこと。それよりも「安全な有機野菜を作り、直接消費者に届けよう」と1976年から活動している団体があることに驚いた。彼らは既に35年間も活動し、3つの直営店に600名の野菜セット宅配顧客がいるらしい。先輩方から色々と学んでいきたい。

2、天粧 (熊本県熊本市東子飼町3-5)
子飼商店街内に八百屋や肉屋と並んでいる。人のいいおばあちゃんが対応してくれるが、普段はご主人もいるらしい。オーサワジャパンの商品が多い。米はJAS有機でキロ単価900円。JAS有機認証の中でもオーサワジャパンはブランド力があり、しっかりと商品を選んでいると思われているようだ。店のおばあちゃんが昔住んでいて、今はそのときの仲間が米つくりをしている阿蘇郡産山村のコシヒカリもキロ単価600円で販売。個人的には、こっちの米を買いたいなと思ったし、おばあちゃんも「清水自然米」のような地域を上げて農薬肥料から離れることで、結果的に単価も上がるということを理解してくれていた。自然栽培というときに、周囲の畑からの水などを介した農薬肥料の混入をどう考えるかなど、もっともな指摘だった。米ができたら食べてみて欲しい人。

3、アニュー水道町 (熊本県熊本市水道町7-4)
熊本市の中心部にある店。はっきり言ってひどい。「天祥米」という特別栽培米をキロ単価800円くらいで売っている。特別栽培米というと聞こえはいいが、注意書きを読むと「栽培期間中に農薬・化学肥料を使わない」ことらしい。栽培期間外なら何をしてもいいらしい。中心地という場所とはいえ、こういう米を扱いながら自然食品の店という看板を掲げるのはいかがなものかと思った。しかもこの高値。もはや儲かれば何でもありというニオイがプンプンしてすぐに後にした。

4、ピュアリイ (熊本県熊本市中唐人町15)
自然栽培の商品販売にきちんと取り組んでいる店。店長(?)の西岡さんの知識量や熱意に圧倒されたまま、多分一時間くらい話を聞く。とにもかくにも、圧倒的に勉強が必要だと痛感した。「流通をやる人間は生産者以上に知識がないといけない」とか言っていて、元田さんは「生産者は流通よりも知識がないといけない」という。こういう生産者と流通の人たちが、緊張感ある関係を作っていると感じた。投資の仕事をしていたとき、「この会社については多分投資家の誰よりも自分が一番よく知っている」と思えたことがあるのを思い出した。場合によっては同業他社との比較や異業種比較を通して経営者よりも先が見えていることもあったし、実際に20代の私の意見をそれなりに聞いてくれる60代の経営者もいた。まずは勉強だ、と気持ちが引き締まる場所だった。

まとめると、2と4のような店と取引したい。1は中立。3は遠慮したい。

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