原価計算への第一歩

農家は個人や家族経営が多く、経営管理が全くといっていいほどできていない。農業生産法人においても、原価計算ができているところは1割に満たないのではないか、とは先日お会いした起業コンサルタントさんの声。原価計算がないということは、農産物を最低限いくらで売るべきかも分からないということ。勘の世界と言うのか、なんとも恐ろしい状況だ。

こんな状況では「農業っていいですよ」なんてとても言えない。自然に囲まれるライフスタイル的な魅力を前面に押し出したしたところで、経済的にやっていけるの?と若い人であるほど気になるはずだ。そんな原価計算への第一歩として、日々の作業量の集計用紙を作った(下図)。

例えば米を一反作るのに、トラクターへの器具の付け替え時間や田んぼへの移動時間、実際の作業時間を含めてどれだけの時間がかかるのだろうか?ようやく意味のある情報が取れる環境が整いつつある。

広告

原価計算への第一歩」への2件のフィードバック

  1. ホームページも見たけど、原価計算がないってのはすごいな。

    ただ、あまりにも利益追求になった農業の姿ってのは見たくないな。

    • 当ブログへの初コメントありがとう!でも「あまりにも」ってのはどう決める?
      現在の日本の農業は人件費も加味すればほとんど赤字だと思うよ。農業の赤字体質は人件費の高い先進国全般に共通したことで、それを補助金で穴埋めするっていうのが現実だよね。火の車な財政状況にある日本政府に依存しないと農業で食べていけないとすれば、農業のさらなる衰退は避けられない。なんとかそうした依存がなくてもなりたつ農業を模索したい訳だ。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中