書評:『夢で終わらせない農業起業』

松下一郎、鈴木康央(徳間書店、2009年)

農業の短所についても積極的に言及しているところに好感が持てる。個人的にも、ほとんどの新規就農本は見通しが甘すぎると感じる。農業のおかれる環境が厳しくなければ、そもそもこれほどまでに衰退はしていないはず。新規就農に真剣であればあるほど、農家自身の子息が跡継ぎを嫌がるほどに魅力がない衰退産業としての農業を直視する必要がある。自然を相手にする農業がどれほど大変なことか、きちんと新規就農を目指す人たちに説明してあげることが本当の親切だと思う。農業は注目されているし、実際に面白い部分が十分にあると思うから自分も農業研修をしている。ただ、将来展望の明るさと現在の厳しさが同居しているということは、よく認識しているつもりだ。

評価(5段階、5が最高):4

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