自然栽培セミナー

21、22日で元田農園主催の自然栽培セミナーに参加。7回目の今回は80人近い参加で過去最高。元田さんには準備など負担も大きいと思うが、「継続は力なり」という言葉を実感した。元田さんの人柄やビジョンに共感してこれだけ多くの人が平日にも関わらず集る。これは本当にすごいことだと思う。自然栽培であれ、有機栽培であれ、よりよいと思われる農産物の普及を願わずにはいられない。

私のプレゼンで使用した元田農園米作りのデータは、こちらのレポートにまとめてあります。興味のある方はご覧下さい。注釈として、利益計算の部分での減価償却費用をこのレポートでは反あたり4万円としているが、セミナーでのプレゼンでは反あたり8万とした。元田農園の機械は既に消却が進んでいるものもあるので、4万円は実勢値に近いと思う。ただ、新規就農者が元田農園と同じ農機具を揃えると考えたときには、1000万円 / 7年 / 18反 と計算した8万円の方が参考になると思ってこちらを採用した。

元田農園の米作りが時給3000円であることに対する驚きの感想が多かったそうだが、それは私が伝えたかったことの一部でしかない。時給3000円で週5日、毎日8時間働いたら年収600万円だ(税金、社会保険料控除前)。しかし米作りは特定の時期に作業が集中し、年の半分は作業がない。結果として反あたり35時間しか作業がない。元田農園2haで700時間。3000円 x 700時間は年収200万円でしかない。作業量の季節性こそが農業の特徴であり、作業量のピークに合わせた作付け面積しかこなせない。となれば、収入を上げるには時給を上げるしかない。私の考えでは、時給の最大の決定要因は販売単価だから、稲作で元田農園を超える時給を出せる人は少ないはず。業界トップが時給3000円なんて褒められたものではない。現状で満足せず、時給5000円や1万円を目指して欲しい。そういう議論をしたかったつもりだ。しかし、時給へのこの敏感な反応。分かりやすい指標を突きつけた事でプロ農家さんの競争心に火がついたのであれば、作戦は大成功と言うべきでしょう。

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